ジベタリアン急増中〈編集部S〉

先週のある日、いつもより早めに会社を出て渋谷駅に向かう途中のこと。

ムムッ?平日なのに、なんだか道玄坂が普段よりも賑わっているぞ・・・よくみると道の脇の段差に座っている人がなんだか多い?
道玄坂交番を下った松屋、ケンタッキーあたりからさくらや渋谷店の周辺まで、一定間隔で道の脇にズラリと人が座っているのです!

こちらは6月24日(水)21:30頃@渋谷109横の階段↓ 109.jpg ギャルたちがお化粧をしたり、携帯で話したり、飲んだり食べたり。少し前によく見たギャルサーの "ナゴミ"的なものでしょうか。その上にもカップルらしき2人組がいますね。

こちらはさくらやの近く↓ 駅前.jpg 待ち合わせしているらしきお1人様の他、外国人観光客と思われる団体や、カップル、ショップスタッフ風の女性など実に様々。20代前半の若者だけでなく、20代後半〜30代と思われるやや大人も。スタバを飲みながら話し込んでいる女の子たちや、缶ビールを飲んで盛り上がっている若者男子もいます。

単に初夏の夜の気候がとても気持ちいいという時期的なものもあるでしょうが、去年の今頃よりも絶対に増えている!

 なんだかこの光景、すごーく懐かしい!私の青春時代だった90年代後半〜00年ころまでは渋谷〜原宿の街中にジベタリアンがたくさんいて、パルコ前やHMVのセンター街側の階段、シブヤ西武のところ、丸井ヤング館(現丸井JAM)、原宿キャットストリートなど街中に腰掛けスポットがたくさんありました。クアトロのところで毎晩のように酒盛りしているスケーターの男の子たちもいたっけ。

ACROSS編集部が2000年に刊行した「渋谷2000REPORT」では、道端に腰掛ける若者について「路上カフェ」として取り上げています。それによると、

 93年夏に"歩きながら飲む"スタイルが急増→ファストフードやCVSで購入したものを公園で食べたり飲んだりする若者が増加→ギャル&ギャル男がセンター街を占拠し居座る。地べたにぺったり座ってメイクをする→その後ガングロに行き着いてギャルブーム終焉→路上に座る行為のみが定着する。

 とのこと。なるほどなるほど、確かに当時はそうだったな〜。唯一90年代と違うのは、タバコを吸っている人が減ったことでしょうか。

 また、ここのところ、飲食店やマッサージ、ヘアサロン、ネイルサロンなどの呼び込みやビラ配りが増えている点も気になります。消費動向調査による消費者態度指数が過去最低になっていたし、今までカフェや居酒屋などで過ごしていた時間をアウトドア/路上に切り替えたという事でしょうか。ジベタリアンは景気後退による消費者の節約志向を反映している風景なのかもしれません。

さらにここのところ、エレガントでゴージャスなファッションに代わって、スニーカーやジーンズ、リュックなどのラフでカジュアルなファッションが台頭してきていることも、少なからず関係しているような気がします。高価なエディターズバッグやヒール靴、ドレス調ワンピースではなかなか地べたに座るのもはばかられますもんね!

ちなみに編集部でこの話をしたところ、i-pod touchユーザーの2人は、公衆無線LANが使用可能なマクドナルドやapple storeの周辺で、ネット検索をしたりする、とのこと!いつでもどこでも利用できるデジタルツールを路上で楽しむスタイルが増えているのもすごく今年らしいですね。
Posted by web-across |



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